わが家の息子、先日小学校を卒業し、
のんびりした春休みを過ごしています。
休みに入ってからも、私が仕事で忙しく、
なかなか息子に付き合う時間が取れずに、気になっていたこちら。
学校から持って帰ってきた、たくさんの荷物です。
ようやく整理する時間がとれそうだったので、
「中学に向けての準備をするよ!」と息子に予告しておきました。
「オレは全部いらないから!」と言うものの、
だからと言ってすべて捨てるわけにはいかないので、
ひとつひとつ息子に確認してもらいます。
あっという間にこれだけの、「いらないモノ」が出ました。
普段から整理上手な息子は、案の定、サクサクとモノを見極め、
中学校生活でも使いそうなモノだけをセレクトしていきます。
むしろ躊躇するのは、母である私のほう。
6年使い続けた道具箱、いらないの~?
こんなにびっしり書き込んだ理科のノート、もういいんだ・・・
技術の作品、すごく良くできてると思うけど・・・
絵の具箱も上履き袋も、中学ではいらないしね・・・
修学旅行の学びを1冊にまとめたノートとか、
卒業の記念にクラスの友達からもらったメッセージなんかは、
私が「とっときなさい」と、引き留める始末。
でも、私のモノの整理ではなく、息子のモノの整理ですから、
ランドセルも、ノートも、思いきって処分しました。
でも、思いました。
子どもは完全に、今のこと、そして先を見て、生きているんだなと。
過去の思い出や学校生活を懐かしむほど、ヒマじゃないんだな。
ノートに残した学びも、熱心に仕上げた作品も、
そのモノよりも、それに向かった時間が、きっと宝物なのだと思うのです。
今までの勉強の成果や、かわいかった小学生の面影を残したいのは
まだまだその時間にとどまっていたい、
親のささやかな抵抗なのかもしれません。
整理をしあげた息子のスペースは、すっきり、サッパリ。
中学生になる準備も、オッケーです。
どんどん前に進む息子に、
母も置いていかれないよう、しっかりついていかなくちゃ。
ちなみに息子、卒業式の日の恰好はこれです。
同級生のみんなが、スーツでビシッときめてくる中、
いつもの半袖Tシャツ、半ズボン姿。
本人が、「オレはスーツとかは着たくない。
いつものこの恰好で、卒業式にも出る!」と宣言し、
本当にそうなりました。
親としては、晴れの舞台だし、
みんなと同じようにカッコよくして、臨んでもらいたいとも思うのですが、
それはあくまでも、親の希望です。
息子本人が、みんなとは違うけれども、
これがいい、こうしたい、と思うことを自分でわかることができて、
そして実現する、という力を持ったことに
逞しさと、頼もしさを感じる、卒業式でした。
あ、私はもちろん、
キレイにフォーマルで、出席しましたよ^^
さて、4月からは中学生。
リビングの子どもスペースも、2階の子ども部屋も、
いろいろと手を入れていこうと思います。
私の子どもとの片づけのベースは、
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