整理収納コンサルタント 森山尚美です。
インフルエンザにやられました・・・
気付くのが遅く、薬を飲めなかったため、まる5日動けずにいました・・・
(今日から少しずつ社会復帰です 笑)
熱が出ると、本当に動けませんね・・・
何にもできない・・・
せいぜいスマホでメールするくらい。
そんなとき、なにが活躍するか。
中学生の息子です。
もう本当に大活躍。
思春期真っ最中で、いつもイライラしてるし、ムスッとしてるし、いつもゲームかマンガをのぞいている彼ですが、いざという時には機動力抜群。
風呂掃除も、洗濯も、ちょっとした皿洗いも、ご飯を炊くのも、頼めばちゃちゃっとやってくれます。
薬局に薬を買いに行ってくれたり、自分たちの夕ご飯の牛丼買ってきてくれたり、お母さんどうしてもルイボスティーが飲みたいとわがまま言ったら、買ってきてくれたり。
もう息子さまさまです。
すっとこどっこいなヤツですが、結構いいとこあるんです。
ありがとね。
・・・と親バカはここまでにしておいて。
先日レッスンにお伺いしたお宅で、こんなことを話しました。
「うちのスタンダード、を作ろう」
そのお宅では、小さいお子さんが二人いて、ママが子どもたちに片づけを教えたい、片づけられるようになってほしい、とお考えでした。とっても頑張り屋のママさんなのです。
ママは子どもたちのおもちゃの片づけ方や、収納をなんとかしたいと思っていました。
だけど私は、おもちゃコーナーより、ゴチャゴチャとモノが置かれたキッチンのカウンターや、何気なく置いてある床置きのモノが気になります。聞けば、いつも忙しくて、こんな感じだとか。
そう、子どもたちには、カウンターはいつもゴチャゴチャ、床にモノがある状態が「スタンダード」なのです。
カウンターがゴチャゴチャしているのに、おもちゃコーナーだけは自分たちでキレイにしまって、というのは無理があります。
だってママがやっていないことを、お手本を見せてくれないことを、子どもにだけ押し付けることになるのですから。
私はママに言いました。
「今日はおもちゃコーナーもキレイに片づけるけど、このカウンターをきれいにスッキリさせよう。そして毎日忙しくて大変かもしれないけど、ここ(とダイニングテーブルの上)だけは、夜寝る前に何にもない状態にリセットしよう。床に置いたものも、寝る前には戻すよ。それを毎日続けることで、子どもたちに、お片づけってこうするんだな、これがうちのスタンダートなんだな、って覚えてもらえると思うの」
うちのスタンダード、つまり基準・・・
これはきっと、体に染みついた感覚です。
スッキリがスタンダードなら、いつもそうしようと無意識に思うでしょうし、
散らかってゴチャゴチャがスタンダードなら、いつもその状態にするでしょう。
さて、わが家のスタンダードはこんな感じ。
ある日の朝、子どもたちが出ていったすぐあとの状態です。
床とテーブルには、基本何も出していかないのがうちの約束。(ちょっと出てるけど)
毎日散らかるんですよ。
でも、いつもこの状態にリセットできる、ということです。
この5日間、家にずーっといて、うちのスタンダードと私のストレスのない状態が一致していてよかった・・・と、心から思いました。
家でゆっくりくつろいで、休めるのです。眠りたいときにはぐっすり眠り、起きてお茶を飲みたいときには、ゆったりとくつろげました。
スタンダードが、もっとごちゃごちゃしてたら、私の回復が遅かったかも 笑
子どもとの片づけというと、ついどのように子どもに教えるか、ということに意識が行きがちですが、私は「親がどうするか」のほうが大事だと思っています。
「わが家のスタンダード」もそんな考えから出た思い。
1月27日の親・子の片づけインストラクター 2級認定講座でも、
片づけ方、関わり方についてたくさんお話をしたいと思っています。
親・子の片づけインストラクター 2級認定講座について 詳しくはこちらをどうぞ
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