お客さまのお宅に伺って、クローゼットの整理をしたりすると、
よく尋ねられます。
「洋服のたたみ方、
どうするのがいいんですか?」
アドバイザーの後輩と話していても、
よく聞かれます。
「どうやってお客さまの服をたたむのが、
よいんでしょうか?」
聞かれたら、私は私のやり方を伝えます。

Tシャツなら・・・

前身頃を中にして、三等分の線で中に折り込み、

半分に折ります。

さらに半分に追ったものを引き出しに立てたり・・・

そのまま棚に、平積みします。
表を中にするのは、その方が仕上がりがキレイな四角に
なりやすいから。
うちの場合、枚数がそこまで多くないので、
表を見なくてもどの服か判断できるから
見えなくても差し支えないのです。
でも、これはあくまでも、うちのやり方。
うちには合っているけれど、ほかのおうちに合うかというと
そうとは限りません。
似たようなシャツが多いなら、
表を外にして、一目でどのシャツかわかるようにしたほうがよいでしょうし。
しまうスペースに合わせて、
真ん中から折って、もっと小さな四角にするのもありです。
だから、聞かれたら答えますが、
あまり他人のやり方を聞いても参考にならないと思っています。
相手がお客さまなら、私のやり方をベースに、
そのおうちに合うアレンジをお伝えしますが、
整理収納アドバイザーなら、いろいろなやり方を知っておいて
現場ではそのお宅に最適と思われるたたみ方を
ご提案できるようになりたいですよね。
そう、たたみ方なんて
そのおうちに合ってさえいれば、
別になんでもいい!と思うのです。
三等分もよし、真ん中から折るもよし、クルクル巻くもよし。
たたむのがニガテで、大変なら
全部ハンガー掛けか、引き出しに丸めてポイ!でもよいのです。
ご紹介したのは、あくまでもうちのやり方。
整理収納アドバイザーなら、
そのおうちに合うしまい方を、
臨機応変にスマートに、アドバイスして差し上げましょう!