うちの長男、小学校6年生です。
小学校生活の一大イベント、3泊4日の修学旅行に行ってきました。
1週間くらい前から、親の私のほうがそわそわ、ドキドキ。
旅行に必要なモノはちゃんと揃っているか、
目的地のお天気はどうか、
当日の朝、遅れずに送っていけるか、なんて
些細なことが気になります。
ですが、もう6年生。
来年は中学生になるわけですし、いつまでも子ども扱いするわけにはいきません。
なので、旅行の準備については、
私は一切手を出さず、彼に任せることにしました。
学校からもらってきたチェックリストをもとに、
必要なモノを揃え、足りないモノは私が買いに行けるように
メモにリストアップしてもらいます。
必要なモノも買いそろえて
全部のモノがそろった旅行の前々日、
ファスナー付きビニール袋の箱を持ってきて、
「お母さん、これ使っていい?」と聞く長男。
「いいよ、必要なだけ使って。」と私。
30分ほどかかって、長男は荷造りを済ませました。
「これで完璧。」というボストンバッグを覗くと・・・
ファスナー付きビニール袋を使って
〇日目の着替え、とか下着、とか予備のくつ、とか
分類してマジックで書いて、
一目で何がどこにあるかわかるように、パッキングされていました。
本当に完璧、な荷物です。
低学年のころから一緒に旅行の準備をして、
こうやって分けるとわかりやすいよ、と教えてきましたが
気が付けばそのやり方を、うちのやり方、として覚え
知らず知らずのうちにマスターして、
一人でできるようになっていたんですね・・・
子どもって、やらせてみると意外と何でもできる。
うちの子はできない・・・なんてつい親としては思ってしまいがちですが、
子どもを信じて、任せてみるって、やっぱり大切なことだなあ・・・と
改めて思いました。
家族で行く旅行なんかだと、
つい母親である私が準備してしまい、
それが当たり前になってしまっています。
でもそれって、
子どもが自分でできるのに、やらせてないだけなのかも、しれませんね。
頼もしくなったなあと、しみじみ感じた数日後、
長男が帰ってきました。
迎えに行っても、
親のほうがキャーキャーとうるさくて、
子どものほうが全然冷静。
いつの間にか、精神年齢までもが、
追い抜かされているかのような・・・?!
ひとつ嬉しかったこと。
私に、お土産買ってきてくれました!
愛用しているフェイスマスクのルルルン、沖縄バージョン!
出発する前、私がほしいな~とつぶやいていたのを、
忘れないで、買ってきてくれました!
嬉しいな~、ルルルンもだけど、
母のことを旅先で思い出してくれたことが。
荷造りにしろ、お土産にしろ、
旅先でしっかり学んだことにしろ、
子どもの成長を大きく大きく感じることのできた、出来事でした。