整理収納コンサルタント、森山尚美です。
先日、お友達がうちに遊びに来てくれた時のこと…
「森山さんち、キレイだね!掃除が行き届いてる!
細かいところにも、ホコリがたまってない!」
とうれしい言葉。
細かいところ、というのは、巾木とか、スイッチプレートとか、棚の上とかのことです。
「私も、掃除してるんだけど、細かいところにすぐほこりが溜まるんだよね。
森山さん、どうやって掃除しているの?」
わが家は、リビングが1階です。
庭に面していることもあり、窓を開けていると、すぐに砂や土のホコリが溜まります。
ホコリ取りというと、はたきやハンディモップなどを使ってそうじすることが多いようですが、
毎日はたきをかけるなんて、面倒で続かない。
でも私は、毎朝掃除機はかけるのです。
だったらそのついでにホコリも取ってしまうのが、いちばん面倒くさくない。
掃除機のノズルをブラシ付きのものにさっとチェンジして、
床を掃除するついでに、スイッチプレートのホコリも吸ってしまう。
これがいちばん手っ取り早く、面倒でないです。
わざわざホコリをとるために、はたきを出して掃除しよう、と思うと、それだけで面倒くさい。
だったら、いつもやっていることの延長にしてしまったほうが、ラクです。
面倒、という感覚が頭をもたげる前に、やれる仕組みを考える。
それに、はたきをかけてキレイになったとしても、
それはホコリが部屋のどこかに移動しただけなんですよね。
根本的にホコリがなくなってはいないから、またすぐ積もってしまう。
それだったら掃除機で、根こそぎ吸ってしまって、物理的にしっかり取り除いたほうが、キレイだと思うのです。
だから私は、掃除機をかけるついでに、家じゅうどこでも吸います。
巾木のホコリはもちろんですが、
テレビの裏も。
照明のかさも。
ソファの上も、窓のサッシも、机の上も、テレビのリモコンも、
ホコリが溜まるところ、そして吸えるところは、どこもかしこも。
毎日全部きれいにしなくても、その日目についたところを吸うだけで、
キレイをキープできます。
本当はホコリを舞い上げないように、水拭きしたりするほうがいいんでしょうけど、
それが面倒でできないなら、意味がない。
多少効率が落ちても、続けられる方法を選んだほうがよいというのが私の考えです。
たかがホコリ。されどホコリ。
その家に住んでる人は、自分の家にホコリが積もっていることに意外と気づいていません。
でも、お友達やお客さんなど、時々来た人には、
結構目についているモノなんですよ。
せっかくキレイに片づけたのに、ホコリひとつで印象が台無しになったら残念。
面倒くさくなく続けられる、カンタンなお掃除で、
いつも清潔なおうちをキープしましょう!