整理収納コンサルタント 森山尚美です。
うちの子どもはふたり。
中学1年生の息子と、小学2年生の娘です。
中1息子のほうは、ブログにもたびたび登場しますが、ゲームとマンガに夢中な、ミニマリスト。
思春期に足を突っ込み、いつもイライラして「めんどくせ~」とつぶやいていますが、まだまだおバカで、結構可愛い。
憎めないヤツです。
娘のほうは、お片づけに関しては、まったくのニガテちゃん。
学校から帰ってきたら、ランドセルを床にポイ、上着もポイ、水筒もポイ。
私が何回も何回も声をかけて、ようやく戻せる、そんな感じです。
うちの中ではいちばん小さいので、ついつい甘えっこに。
誰かがなんとかしてくれる、と思っている調子の良さです。
ダンスとバレエをやっていて、踊ることと歌うことが、何よりも好き。
暗くなった窓ガラスに自分の姿を映して、いつも踊っています。
うちの中では甘えんぼのちびっこでも、学校に行くとどうやらボスキャラに変身するらしいのです。
お友達にはいばって、指示して、すぐ怒る。
言い方もキツイらしくて、それでしょっちゅうケンカにもなるらしい。
ケンカしてもすぐにケロッとして、また遊ぶけど、またケンカ。
私が学校に行くたびに、お友達から「Kちゃんのママ~。Kちゃんが○○って言った~」と苦情を受けます・・・
そう、お片づけはできないし、わがままだし、言うこと聞かないし、勉強なんてもちろんしないし、学校でもいろいろ問題ありの、まあ困った娘なのです。
超偏食ですから、夕ご飯に野菜炒めなんか出そうものなら、「こんなもん絶対に食べないから!」って、すごい顔して睨むんですよ・・・
まあ本当に、子どもの悩みって尽きないものです。
だけど、できないことや困った部分があれば、必ずそうでない部分もあるのが人間です。
困った子だけど、私にとっては、まぎれもない天使。
親にしてみれば、本当に可愛い、奇跡のような娘なのです。
真剣に「赤毛のアン」を読んでいるまなざし。
ほっぺにチョコをつけながら、美味しそうにアイスをほおばる姿。
お兄ちゃんとテレビを見ながら、ケラケラ笑う横顔。
掛け算九九が覚えられない・・・と悔し涙を流す表情。
眠ってしまったら・・・それこそ天使の寝顔、なのです。
そんな娘が、お母さん大好き!って言ってくれて、ぎゅーっと抱っこしたら、うれしそうに笑う。
もう、こんな幸せないんじゃないかな・・・
こんなに可愛い子が私の娘として生まれてくれて、本当にありがたい。
なんかもう、できないことばっかりだけど、可愛すぎていてくれるだけでオッケー!
最近はそう思うようになりました。
目の前の当たり前のところに、幸せって転がってるんだなあ~
そもそも当たり前のことがあることが、幸せなんだなあ~
そんな私にとっての天使ちゃんが、学校が平日にお休みだったので、一日つきあうことにしました。
「お母さんとふたりで、なにする?どこか行く?」と言ったら、まあ喜んでくれるのです。
「スケートに行ってみたい!」というリクエストに応えて、赤坂サカスへ。
生まれてはじめてスケートをすべった娘。
2,3周すべると要領をつかんだようで、なんとなくスイスイすべっていきます。
子どもって、親が思うより、すごいなぁ・・・
心配ごととか、困りごととか、実は親の思い込みなのかもね。
子どもと過ごすことって、本当に大変だし、制限も多いし、疲れることばかりだけど。
でも「はあ~、毎日大変」と思うか、「イライラもするけど、超可愛い!」と思うかは、自分の選択です。
私は、目の前にたくさん転がっている幸せを拾いながら、毎日過ごしていきたいです。