こんにちは。シンプルライフスタイリスト、整理収納コンサルタント 森山尚美です。
あなたが、人生で大事にしていること、あなたにとって優先順位が高いことは何ですか?
母親は子どもが最優先でないとダメ?
とあるセミナーで、参加者それぞれの、
人生のプライオリティや大事にしていることを、
考えて発表する機会がありました。

参加者の多くが、子どもを持つ母親であったこともあり、
多くの人が、いちばん大切なことに「子どもとの時間」「家族の時間」を挙げていました。
2番目以降は、「子どもの教育に関すること」「自分の仕事」
「自分のスキルアップ」「自分の趣味」など、
それぞれみんな違ってくるのですが、
多くの人がいちばん最初には、自分ではない家族との時間が重要、と
答えていました。
私の場合
私、森山もプライオリティを考え、発表しました。
私の場合は・・・
①家族の重要な選択を支えること、子どもの心の安定
②自分のメンタリティ
③自分の体力
④自分のやりたいこと
⑤自分の楽しみ
⑥家族との時間
いちばん最初には、私も家族のことが挙がります。
ただ、物理的に多くの時間を使うことではありません。
②〜⑤は、自分のこと。
ようやく⑥に、家族に時間を使うことが挙がってきます。

私の場合は、まずは家族より自分に時間を使いたいと、思っているのですね。
常識といわれることや、世間の目で、決めていませんか?

こんなプライオリティを挙げると、私はきっと、
自己中心的なわがままな人間とか、冷たい母親とか、言われるのかも知れません。
しかし、プライオリティというのは、自分の心から湧き上がる、自分の人生をどう生きたいとか、私はこうなりたいという、理想や欲求を元に、決めて良いことだと思うのです。
母親なんだから、まずは子どもとの時間を優先するべき。
そうでない母親なんて、母親じゃない。
そういった常識といわれることや、世間の目を気にして、決めるものではないと思うのです。
私だって、自分の子どもは世界一かわいいし、愛しています。
だけど私は、子どもと遊ぶことが得意じゃないし、好きじゃない。
本当はひとりでいたいのに、頑張って付き合ってると、イライラしてしまうし、楽しくない。
一日のうちに短時間、子どもとしっかり一緒に過ごせば、私はそれで十分なのです。
プライオリティは、自分の心が決める
私も子どもが小さいうちは、子どもとの時間がもっと大事でした。
だけどうちの子どもたちは、もう10歳と15歳。
だいぶ大きくなってきたから、プライオリティも変わってきたといえます。
そんな風に、子どもの年齢や、家族の状況でプライオリティは変化するもの。
でも、どんな時でも大切なのは、「自分の心で、決めているか」ということ。

私のプライオリティはこれ!と決めても、家族や友人から、意見を言われることもあるでしょう。
応援してもらえればいいけど、そんなんでいいの?とか、子どもがかわいそうとか、言われるかもしれない。
でも、人の意見はあくまでも意見。
参考にこそすれ、自分の心を決める決定打にはならないのです。
いろんな意見を参考にして、自分が本当に大切、と心から感じることを、優先順位の上位に持ってくること。
それが私らしい、私の人生を生きることのスタートになるのです。
もちろん、子どもとの時間が本当に楽しくて、大好きで、大切と思う方は、たとえ子どもが大きくなっても、それがいちばんでよいのです。
そんなかたが、ちょっと羨ましくもありますが・・・
私は私の道を歩みます。